5月の誕生石であるエメラルドの語源は「海のような青緑の緑の石」を意味する古代ギリシャ語smaragdosスマラグドスに由来します。 その緑色の美しい色調と透明度の高さが最も価値の高いエメラルドとされています。 最高級のエメラルドの緑色の強さ、自然界で他に匹敵するものがない程です。 主な産地はコロンビア、ブラジル、ザンビアでコロンビアは500年以上に亘り最高品質のエメラルドを産出し、他の産地の宝石の基準となってきました。 MUZO,CHIVOR,COSCUEZが価値の高い石が産出される有名な採鉱場所と言われています。 ベリル(緑柱石)という鉱物種のうち、帯青緑色から緑色の変種です。硬度を示すモーススケールで7.5〜8で、結晶の性質上衝撃に弱いため、加工には 高度な職人の技術が求められます。 結婚55周年の記念日は「エメラルド婚式」と呼ばれ、エメラルドが結婚記念石です。「愛の石」と呼ばれ、中世では未来を予見することができると信じられ、 また身につけた人はより高い知性と機知を与える力があると言われました。